文芸創作者おすすめ!買ってでも読みたい優良雑誌5選

はいどうも、さざなみ房のほうなみです。

今回はほうなみが購読している雑誌を5冊ご紹介します。


雑誌?無料でいっぱい読めるじゃん。

お金を払ってまで手に入れる価値ある?


そう思う方もいるかもしれません。

あえて断言しますが、あります。

時間と費用をかけ、しっかりとつくりこんだ紙面にはお金を払うだけの価値が確実にあります。


執筆陣の経験と労力に裏付けられた秀逸な記事

時代をうつしだす言葉や思考

読者の世界観を拡張する新たな視点と可能性


雑誌は有益な記事、読みごたえある作品があつめられた魅力ある媒体です。

ぜひご一読ください。

文藝(河出書房新社)

2019年夏季号の大リニューアル以降、訴求力ある特集で絶好調の文芸誌です。
地味で目立たない文芸表紙界(?)においてはかなり強い主張の装丁となりました。


出版業界も時代に即した売りかたを模索しているはずです、成功例として追随する向きがあるやもしれません(ということを考えていたら小説現代が復活しました↓)。


2020年春号の特集は「中国・SF・革命」
今後の展開も期待ですね。


ほうなみもしている定期購読ですが、月額払いを選ぶと30%OFF(定価1,485円 → 1,039円)で毎号届きます。※送料無料です。


季刊誌ですから年に4冊、4,000円ほどですべて揃えられます。
500ページはあるので、じっくり読めばながく楽しむことができるでしょう。

MONKEY(SWITCH PUBLISHING)

翻訳家・エッセイスト柴田元幸責任編集の文芸誌です。
国内外の文学作品、対談、エッセイ等がいりまじり、紙面に異質な空気を漂わせています。


最新号であるvol.20の特集は『探偵の一ダース』
ドイルの訳出や円城塔の短篇も収録されていますね。


ほうなみ的にはライ・クーダーの『みんな仕事の一部(原題All in a Day’s Work)』が刺さりました。
淡々とした語りが実に良い。


というか小説書いてたんですねライ・クーダー。

定期購読なら22%OFF(1,033円/冊)※送料無料です。
こちらも季刊誌です。


文藝ほどの文量はありませんから、そこまで時間をかけず目をとおせるのではないでしょうか。
海外文学、短いものを好むかたに良いかもしれませんね。


ほうなみ的にもっとも到着がたのしみな雑誌だったりします。

kotoba(集英社クオータリー)

毎号組まれる大きな特集、多彩な執筆陣が魅力の言論誌です。
多様性への志向が各記事にあらわれており、事物への多角的な視座を得られます。


最新号『悪の研究』は2020年3月7日現在まだ手元に届いておりませんが、表紙の時点でわくわく感が際限なく高まってしまいますね(荒木先生……!)


こちらもやはり季刊誌で、月額払いが1,470円(税込み)/冊。
1年契約だと6,040円(税込み)となります。※1配送40円の送料がかかります。


うおー、はよ来て!

ECエクRITリ–Oヲ(エクリヲ編集部)

映画・音楽・文学・美術・写真・サブカルチャーを横断する批評誌ということで、気鋭の執筆陣による各分野への論考を堪能できます。


なにげなく親しんできたコンテンツへの新たな視点を得られるだけでなく、分析や考察による解像度の向上が期待できます。


最新号、vol.11は『ミュージック×ヴィデオ』『インディーゲームと動詞』特集。
割かれた紙幅と熱とがもつれあって強烈なインパクトを与えてくれるのではないでしょうか。


ウェブサイトの記事も非常に読みごたえがあります。
ぜひご一読を。

ちなみにほうなみは『リズと青い鳥』『響け!ユーフォニアム』を履修しておりません。
さっさと観なければ。


公式通販はこちら↓

エクリヲ vol.11 特集Ⅰ:聴覚と視覚の実験制作——ミュージック×ヴィデオ 特集Ⅱ:インディーゲームと動詞 - - BOOTH
「聴覚と視覚の実験制作 ミュージック×ヴィデオ」特集では、 宇多田ヒカルやSuchmos、けやき坂46らのMV制作でも知られる映像作家/VJの山田健人(yayel)インタビューほか、 「ミュージックヴィデオ史 1920–2010s」、MV技法集を収録。 幅広いアーティストのMVを制作する山田健人氏( yahyel )の...


最新号含むいくつかは見当たりませんが、Amazonでの取り扱いもあります。
ほうなみが所有しているのはvol.7から。


電書化されたバックナンバーは個別で購入できるほか、kindle unlimitedでも読めるようです。

たぐい(亜紀書房)

亜紀書房 - たぐい vol.1
亜紀書房刊行の書籍の紹介。社会問題を扱う書籍からビジネス書、実用書を発行する出版社。

ほうなみは人類学についての知見に乏しく、人名や語を調べるだけでもそれなりに時間をくうのですが、しかし実におもしろい分野であると感じています。


『たぐい』が志向するのは種を横断して人間を描き出そうとする「マルチスピーシーズ人類学」
実のところvol.1すら読みきっていませんが、すでに発売されているvol.2の購入を検討しています。


掲載物のなかで特に気に入ったのは、上妻世海氏の『森の言葉 序説──全てのひそひそ話のために』です。
氏の著作である『制作へ 上妻世海初期論考集』に感銘を受けた(理解したとは言ってない)ほうなみ的にも大変にたのしい読み物でした。


英文のみの論考も収録されており敷居が高いと感ずる向きもあるでしょうが、人間の周縁、人間の外から人間を思考する、肉薄するスタンスは、ともすると人間中心となりがちなほうなみたちの世界観を拡張しうるはずです。


創刊号であるvol.1、vol.2ともにAmazonで購入可能です。
興味があるかたはぜひお手にとってみてください。

以上、ほうなみがおすすめする雑誌5冊(と関連書籍)のご紹介でした。
それではまた。

コメント

  1. […] 文芸創作者がおすすめする雑誌5選はいどうも、さざなみ房のほうなみです読書ばなれや読解力の低下がささやかれる昨今、ほうなみの周辺にはそうした気配はありません。なぜなら、 […]

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